第26節 新潟vs鹿島 1ー3 アウェー 新潟の負け
スカパー観戦です。微妙に金田さんの解説に自分の意見が影響されてるな認識しつつ、、とりあえず書きなぐりデスw、、。
●鈴木淳監督(新潟):
・プレッシングをもう一度、しっかりすること
・ボール際を厳しく行くこと
・奪ったボールを大切につなぐこと
●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
・攻から守への切り替えを速く、守備のバランスを整えること
・FWにボールが入った時に押し上げを早くし、分厚い攻撃をすること
上記はハーフタイムのコメント。
結局、新潟は最後まで『笛吹けど踊らず』でしたね。
「ボール際を厳しく行くこと」解説の金田さんが何度も呆れながらコメントしてましたけど、特にマルシオが後半33分イエローを貰ったシーン。金田さんはこれを大絶賛。「ファールになったけどあれくらい厳しく行かないと。鹿島にボールを回され続けられる」「相手に恐怖を憶えさせないと簡単につながれる。行くとこは行かないと!!!」と逆の意味で新潟を怒ってたのは印象的(涙。
鹿島はオリヴェイラ監督のコメント通り『攻守の切り替え』が上手くいってて終始鹿島ペースを保っていた。逆にいえば新潟が『攻守の切り替え』が遅かったともいえます。ハッキリいってドンくさかった感じ。パスが上手く回らないのは鹿島のプレスが早かったからですけど、問題は新潟の走り負けで、パスを貰いに行く効果的な動きもない。結局DFからの意図が見え見えのパス、意味不明なパスを乱発しインターセプトされゴールを与えてしまう。
それにしても90分終始(キショーの先制シーンは除く)、走り負けは深刻。
柏戦では長い距離を後ろの選手が走ってきて、結局掴まえきれずビッグチャンスを与えてしまったり。今回の鹿島戦ではパス&ゴーでフリーランニングされる選手を潰す事ができない。2点目の内田のアシストはビューティフルプレーだったけどその前の鹿島の選手(たぶん野沢と本山)のワンツーがあったからこそ、その貢献度は高かった。柏も鹿島も新潟がやるべき事を逆にやられた感じです。たぶん柏も鹿島も新潟のウイークポイントを徹底的に攻撃したのだと思う。ロングランもワンツーもどちらも同じことが原因だッた気がする。僕が見るに、最終ラインと2列目の間、つまりバイタルエリアがぼっかり空いてしまう緩い時間があるのは怖い。ここを狙って走り込んでくる相手選手に誰か前線の新潟の選手が並走し時間を遅らせなくっちゃいけないのに、事前にそこを潰せない、、そんな悪癖がある新潟。そこを解決する役割の勲にしても千葉にしても、柏・鹿島のような『走る』チーム相手に1ボランチではまだまだ力不足でした。
それと鹿島からサイドが徹底的に狙われてた。
もともと鹿島は新潟対策として坂本やマルシオをサイドで追い込んで潰す事を狙ってたらしく、しっかり分析していたようですから将にその通りの展開になってしまい、もー涙、涙。サイドからファーにクロスを入れられマークを簡単に外されシュートされる、、なんか緩すぎる新潟!!!! 同点と3点目はこのパターンから入った得点。SBがセンターのカバーに入るのは仕方ないけどサイドのスペースががら空きで、そこに入ってきた相手選手にマーカーが誰もいないというシーンで僕は目がテンになってしまいました。
ここ何試合かで不安視してた新潟の守備が遂にここまで崩れてしまったかと思う程あの美しき新潟の守備はどこへ行ったの状態。
もうシステムとか采配とか不調とかの問題では無くなった気がしますね。
どんどん怪我人も出てきてマトモなメンバーを組めないのは分かってるけど、『必死の』気合いで潰していくくらいの喧嘩プレーをしない限りどんな相手に対しても有効な守備なんかできない気がしてきました。こんな時こそ『闘え!!!新潟!!!』が必要です。
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