浦和 エジミウソン獲得…年俸2億+複数年オプション用意口惜しいな〜。
報知プレーだと分かっていても、まだ5位の目標を持つ新潟なのに。(名古屋じゃないっちゅーの!!)
エジの触手を延ばしている浦和は言わずもがなの日本唯一のビッグクラブ。親会社に頼らず、入場料・広告費等で黒字運営をしていて資金力で抜群。3年総額7億なんてとても新潟には出せないだろう。
しかし、
日本人選手の移籍なら移籍金がクラブに入ってくるのに、残念ながらブラジル人のエジは適用外、それもまた口惜しい。考えてみれば、ランチェスターの法則に似てる。
1位の企業は2位の企業の製品を徹底模倣すれば2位との差を広げる事ができる。
まあ、新潟はリーグ2位じゃないし浦和と戦力も接近してるとも思わないけど、入場者数1位のチームが2位のチームのエースを取るか、こういう取られ方は想定済とはいえ かなわんよ。
昔、川淵(当時チェアマン)が『Jリーグに巨人はいらない!』って名言を吐いたことがあるが、今の鬼武・犬飼体制では有名無実かしてる印象だ。秋春制といい、どうもあの2人は気に食わない。
事実上、Jリーグに巨人軍が出来ているのだから
ナベツネがいったように企業名を入れても構わんだろって論理も成り立つのではないか?企業名は僕自身賛成するつもりはないが、どうもロジックが崩れている気がする。
Jも10年が過ぎると所々柱にシロアリが集っているかな。
ただ、
問題は新潟にもあると思う。
例えば東京だ。先日 東京は新潟に悔しい負けをしたが、
ある東京サポのブログを見てたら、ツアーバスにクラブ関係者が乗り込みいろいろなサポの意見を聞き取っていたそうだ。
ほんと東京というクラブはさりとての会社だと思う。
東京は今年クラブ自ら『ビッグクラブになる』と宣言し邁進してる。 今年からメッセージボードをつくりサポの思いをこれでもかと吸い上げようとしてる。ツアーバスもその一環だろう。やり方も都会のクラブらしく全員参加型のボトムアップで真っ当なやり方だ。
今はまだ結果は出ないし問題もいっぱいある。でもいずれタイミングが合った時は入場者も増えサポも増えるし、資金力も上がるはず。そしていい選手も集めれてチームも優勝争いも夢じゃないだろう。
たぶん東京の社員は自分達のやってる事を信じてるのだろう、それが何となく分かる。
はたして彼らに比べれば新潟はどうだろう。
新潟は常時3万5千人が集まり入場者こそ多いが、クラブとしての真剣さはどうだろう?
今回の暴発サポの一件にしてもそうだ。
新潟はクラブを成長させる気があるのか?
新潟の社員は自分達のやってる事を信じてやっているのか?
甚だ疑問だ。
今回、エジミウソンの移籍は事実とすれば止める術はない。受け止めるしかないだろう。でも、これを良しとしてはいけないと思う。
この次、もしマルシオが4年くらい在籍してくれた時、また同じような移籍話が起こった場合、今回と同じように容認するのか。
クラブはいまこそ改革をして『ビッグクラブ』に匹敵するくらいの体質を必死こいて作らないとイケナイのではないか。
このままでいけば
新潟はいつまで経っても成長のない『たきちきゆみ(沖縄の方言。貧乏になっていく様の形容詞)』状態でのたうち回るしかない。今回のエジの件を口惜しいと思うか思わないかで将来が決まってくる気がする。
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