30節 新潟vs磐田 1ー1 ホーム 引き分け
雨のサッカー観戦。
今節、新潟はNHKで地上波の放送が有り、午前中案外強く降ってた場所もあったから、「こりゃ〜観客 激減かも、、」って思いながらスタジアム入り。
蓋を開けてみたら34,446人だそうですよ。
思ったより多かった。これって案外スゲーことですね。msnのタオルマフラーに釣られたのかもしれないけど、前節川崎戦(負けたけど)に感動してやってきたと信じたい。
やっぱりみんなアルビが好きなのねw!!!!
ってことで
昨日の磐田戦の感想なのですが、、
御存知の通り、これがまたビミョーな試合なのですね。「痛み分け」の言葉がピタリくる試合。でも中身はどちらも良いプレーもあり、ミスもありで、スタジアムで観戦する方にとってはもどかしい展開。試合終了も近い時間帯の決定的チャンスをゲットできなかった2回のシーンは「何をやってるんだ」と腹立ちまじりでしたよ。、、、てなことで帰りの道々もんもんの心境。当然今日の試合の評価は「ダメダメ」の烙印だったのですが。
家に帰って、
録画してた試合を何回か見てみると
案外これが面白く良い試合じゃないですか、これがまた、、(苦笑)。
感心したのは磐田の戦術。前半は中盤を省略して前線にボールを当てセカンドボールを拾って攻める。もしくはサイドにボールを預けそこからチャンスメークする戦法をとってきました。
え〜〜これって4バックと3バックの違いはあれ、新潟とまるっきり同じ戦法じゃあるまいか。特にプレッシングでリズムを作る新潟に対しロングボールのいなし戦術とは小癪な!。なおかつ磐田はしっかり3ラインを作ってきてコンパクトにデフェンスをコントロールしてくるし、、。キショーとエジはあまり裏を狙うタイプのFWじゃないから、これがまた効いてたようだ。どうも序盤新潟のチーム自体がイマイチだったのは、このような磐田のアグレッシブな戦術に面喰らったのが原因なのでしょう。たぶん。
まあそれでも少しずつ立て直してきた新潟は流石でした。
守備はあたふたしてたけど、前の攻撃の4人(エジ、キショー、マルシオ、坂本)はJでも屈指のタレントですもの。先制されても同点に追いつくくらいのことは今の彼らにはお茶の子さいさいなのですよ。
ヤッタ━━━━!!!!!!!
戦前予想だと
磐田は監督変わったしドタバタしてたから何とかなるでしょ的な空気は確かにあった。でもそれは大間違いでしたね〜〜。特に今年カウンターからポゼッションに攻撃カラーを衣替えしてきた新参の新潟にとって、Jで本家ともいうべき磐田相手にまんまのポゼッションをぶつけていくとはちょっと天狗だったかも知れないよね。やっぱり今の磐田は小粒になったとはいえポゼッションで育ってきた世代のだし腐っても鯛。それに1年前までは7失点と大敗した相手だもの。メンバーもそんなに変わってないのだし(若干変わってるが)、、
そんな磐田相手にポゼッション・ポゼッションじゃ簡単に勝てないでしょ。やっぱり。
そこら辺ピッチの中で戦術の微調整ができる選手はまだまだ新潟には少ないなと思った試合でした。
ということで
試合は新潟もダメダメだったけど、磐田も決定力がなかった。
まあ1ー1というのは実に合理的で現実的で妥当な結果でした。
でも
磐田は思ったより良いんじゃないですか。(ちょっと吃驚)
いままで走らないチームという印象があったけど、なんか走ろうという意志がチームに感じられた。またポゼッションを目指してるんだろうのか?、だったら代表にも通じる「ボールも走って人も走る」いわば今風ポゼッションになるのかどうかまだよく分からないけど、、。走り込みの練習から始めれば直ぐに結果は出ないにしても、また古豪復活になってもおかしくないなって思いましたよ。
対して
新潟の方なのですが、、やっぱり守備の人の攻撃参加が足らない。
守備が守備だけに専念してて攻撃の人に前からのプレッシングを要求するのは虫がよすぎる。やっぱりリスクを侵してでも守備から攻撃に参加しなきゃ。予定調和では相手の陣形は絶対崩れないよ。
その意味で終了際に攻撃参戦で前線に駆け上がった千葉の気概は120%僕は評価したいですね。
まあいろいろ良い事悪い事はあった内容だったけど
課題を浮かび上がらせたという意味で面白い試合でした。
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