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今日は秋春制の話をします。
といってもよく分からないことも多い話題なのでどう話を振っていいか悩むところではありますが、話の論点が「真冬のサッカー観戦、云々」という所に落ち着くのはファンタジーを自負する当ブログとしては芸がないので、やっぱりなんで今「秋春制」?ってところをツッコんでいきたいと思います。

そもそもこのアイデアは昔からあったしそんな驚くネタじゃないんだけど、問題は今回言い出しぺのオシム発言にJの幹部が乗っかっちゃったとこですよね。(それが良いか悪いかは別の話として)
オシムは欧州とスケジュールを合わせることで選手の移籍や代表の練習時間が組み易くなるメリットを主張してたと思うけど、他の人たちはどうなんでしょう?例えば広告代理店はリーグ戦だけでなく、ナビスコや天皇杯等のカップ戦をもっと儲かるソフトにするにはスケジュール自体を変えることが一番早道だと思ってるから秋春制に賛成の挙手。クラブはリーグ戦がまだ終わったってないのに選手の首切りをやらねばならんスケジュールって何よ、これじゃ戦略的な来季の補強はつらいよと手を上げちゃった感じ、、。そんあこんなで秋春の思惑はそれぞれに違った人たちがラッキーチャンス!!って感じで乗かっちゃったかな。たぶん本当は彼らで個別に解決していくことが色々な絡みで改善できなかった事案で、年間の日程というある意味卓袱台をひっくり返すことで全てを解決しようとしたいと思った人がいてこれ幸と旗を振ったのでしょう。僕的にはそんな立場立場の人たちの不満が即この問題に乗っちゃう程、沸点に達してることに驚いてますが、、。

なので
よく考えてみると「秋春制」に何故しなければならないか、と言うところの決定的な意味付けがどうも弱い。だから世論も盛り上がらないのではないでしょうか。
でもこういう問題って「イラク開戦の目的」の様に一旦進みはじめるとドンドン走りながら考えてしまい、当初の本質とまったく変わって行くことって往々にあり得ることなのだと認識しておくべきですよね。なぜなら日本の過半数の人たちは雪の積もらない地域の人ですからね。本当の痛みというか実感はわかないのですよ。だから最終的に民主主義の究極の決断・多数決になれば、雪国の事情に関係なく勝ち馬に乗っちゃう人も多いと思いますからそこは要注意です。それに個人的に言わせてもらえば、もっと上手い進め方をすれば雪国のチームにも受け入れてもらえる「秋春制」もあったろうに、とも思いますから、ここはビミョーなところです。そこは置いておくにしても、
本当に注意しておくべきはこの「秋春制」が鵺(ぬえ)のごとく曖昧な理念で動きかねないこと。そこがこの問題の一番重要なポイントだと思いますね。

そもそも皆どこか今「風」を一番期待してる向きがある。
今のJリーグは浦和のビッグクラブ化が世間の注目を浴びてますが、実際は98年のフリューゲルス消滅事件以降と本質的に変わってなく 多くのクラブは「身の丈経営」の名の下にクラブを縮小し続け、とうとう自分達の力で大きくなろうとする意志を無くしているように見えるところさえある。自分たちのクラブのホーム地域にはそれなりの支援企業や潜在的なスポーツ人口があるくせにJ2程度の動員力で満足してるJ1クラブ。そんなクラブの経営者にとっては自らが努力するより「風」が吹くことをどこか期待している。代表が強くなることでの注目や今まで注目度の低かったカップ戦で儲かるような「風」が吹いてくれれば浮き舟のように漂うクラブにとって、将にワタリに船な話な訳で、、。
そこのところのクラブ自体の大人度を高めない限り いくら旗振り役の人が秋春制のメリットを主張しても何の解決にもならないと認識すべきではないでしょうか。本当の問題点はやる気のあるクラブとないクラブ(実際はやる気があってもフロントに能力がない等 様々な場合があるが、、)が混在していることでそこの改善をしない限り、「秋春制」にしても 代表は弱く カップ戦は盛り上がらず 契約更新のトラブルが毎年起るといったアブハチトラズの将来になっても何の不思議はないと思いますよ。

子供達のなりたい職業1位がいつの間にかサッカー選手からメジャーリーガーに変わった今、ホントに風頼みでなく自らを強くしていくとここそ大事。早くJの進むべき道を見直さなくっちゃ。1万に程度の観客で満足するクラブでなく4万5万の集客を目指す野心あるクラブがどんどん現れないと(新潟がそうだとは言ってませんからツッコまないでね)。そんなクラブの集まりががJリーグだという理念に協会幹部たちは改めないと、どんどんtotoのように市場が縮小して行くと思うけどね。

その意味でこの「秋春制」がJの観客動員増に繋がるなら、僕は例え吹雪の中のビッグスワンの試合観戦でもするかもしれないですよ(笑)。

と、
まあ今日の妄想はここまでですが、実際のところこの「秋春制」についてヒロム君や澤村先生はどう思っているんでしょう。サポに どうしてもらいたいと思っているんでしょうね?
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