今年は年初から「チヨたんキター」から「隊長キター」と立続けの4連発があったので去年の話題はもう忘れかけてます(汗)。
改めて、12/29 澤村先生の話を読み返してから現在と照らし合わせると、今年は中堅ベテランの実績ある選手を連れてきたりしたり、「闘え!新潟」がキャッチフレーズになったりと、一応先生の話してた感じに向かって’07アルビは進んでるようですね。ちょっと安心。
でも実際は先日の大分戦の戦いっぷりのように「まだまだ」安心できないところがチラホラあったりして前々回ブログで指摘したの通りムムムです。そんなかんなで不安はあるのですが日曜のホーム開幕戦の相手が浦和というのはこれ以上申し分ない相手。まさにこの『一年の計は浦和戦にあり』と言うような魂溢れる試合なら絶対大丈夫!!。天気も含めちょっと期待と不安でいっぱいですが、、「なんくるないさ」の精神で頑張りましょう。
澤村先生かく語りき 2006年12月29日 今日の昼ラジ聞きました。途中からでところどころ聞けない時もあったのですが澤村先生(新潟県サッカーの御意見番)の話は興味深かったですよ。
特にベテランについての話、田舎のチームのあるべき理想像の話は僕も同意です。
聞いてない人もいると思うので記憶を頼りに簡単に説明すると、
今Jクラブ全体が若手重視、若手中心が全て良しの方向で流れてる。
その結果若くないということでまだやれるベテランがどんどん仕事場が無くなってきている。世界を見ると30代の選手が活躍してるリーグは多い。こんなことをやってると大学出て5、6年でまだこれからの時に引退なんて選手も当り前になっていく可能性もある。サッカー選手の年棒はけして高くはないのに果たしてこんな時流でサッカーで生活することができる社会が育つのか、、と。
もっともな話でした。ベテランの給料の問題はあるけど、行き過ぎた若返りの風潮とそれを受け入れる側の底の浅さは、よく考えてみると凄い深刻な問題です。
あと興味深かったのは
都会のクラブと同じことをしていてはダメだ、という話。
田舎には田舎にあったやり方が必要。負け試合を計算するのではなく一試合一試合常に全力で戦う選手、チームでなければならない。他のチームと同じようなサッカーが上手なるための強化だけではなく、もっと地域に根ざしたものが必要。たぶんそれが気持ちの入った試合になり観客を満足させる試合になり、全ての人にチーム愛を情操していくはず、とか何とか。
澤村先生もいってましたが、アルビの戦い方は、ある意味、高校サッカーのような「この試合で負ければ次はない」的なパフォーマンスを34試合+α続けるサッカーでなければいけない。でないと今後J1で生き残っていくのも大変になってくる。でもそれをやリ続けば必ずや血肉となりJ1でも絶対優勝争いするチームになるはず、、て。確かにそうですよ。
もともと技術の高い若いエリート選手が始めから新潟くんだりにまで来るわけないのだし。ましてや新潟はそんな選手たちのいる相手チームと戦っていかなければならない。だとしたら「一蹴入魂」「一試合全力」のチームスタイルをチーム全体で共有し実践していかないと何時になっても彼らに勝てないでしょうよ。このまま中央のクラブと同じことをやっててはいけない。それじゃいつまで経っても万年降格候補です。でも、これをやれば未来が開けるって話ですよね。あとはやるかやらないかだけ。
じゅんさんの「ボールが動き人も動く」今風のサッカーも大事だけどそれ以前に、もっと地に足の付いた根本的なプロセスをもう一回辿らないと正に「仏作って魂入れず」ではないかな。
ラジオを聞いていて、なんかそう思いました。
今日は長時間、一般人にとってなかなか聞けないような澤村先生の考えを聞かせてもらえて、思ってた以上に面白かったでしたよ。
それと、ちょっと僕の意訳曲解があるやもの記事ですがそこのところは割り引いてお読みくださいね。(苦笑)
(※この記事は閉鎖した「Apper-sideを駆け上がれ!」Blogの記事を再掲載したものです)
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