新潟vs大分戦の感想を再び。
前回ブログ更新後、確認の意味もあって再度大分戦のビデオを見てみました。まあ確認してからブログ書けよというツッコミにはスルー。まあ日曜のウダウダ時間にはちょうどいい時間潰しの意味もあるけど…まあイイでしょ。(笑)
自分で発言してて何ですが「新潟は雰囲気の悪い時間に確実に失点する」について再チェックしました。
試合は大雑把に切ると前後半とも30分までが新潟、30分〜終了まで大分のペースでした。前半30分以降の大分のペースを作っていたのが代表の高松大樹。楔役を確実にこなしアワやのシーンの火付け役になってましたね。でもこれはハーフタイムに新潟に修正され事なきをえたから助かった。後半30分以降を演出したのが松橋と金崎。彼らのスピードとアジリティが徐々に新潟のDFラインを消極的にしてしまった感じでした。
<経過毎のプレーと戦局>
後半25(新潟エリアでゲーム進行→以下
N)宮沢CK(大分の後半初CK)→新潟ゴール前・北野キャッチ
26(大分エリアでゲーム進行→以下
O)慎吾ーエジー坂本シュート→外れて大分ゴールキック
27(
N→
O)新潟カウンター
28(
N→
O→
N)大分ファール→慎吾out松下in→松橋 裏に飛び出すがオフサイド
29(
O)宮沢out金崎in
30(
O→
N)
31(
N)
32(
O→
N→
O)エジと上本のいざこざ。退場の伏線
33(
N→
O)高松ポストプレー→大分CK(2回目のCK)→新潟ゴール前・DF跳ね返す。深谷前線に居残る→ボールは大分陣で大分保持
34(
N)金崎(大)内田(新)に倒され内田YC。大分フリーキック
35(
N)新潟DFクリア→大分遅攻、ボールを繋ぐ。
36(
N)大分CK(3回目のCK)→新潟ゴール前・エジクリア
37(
N)新潟のスローイン→大分にボール奪取される・カウンター→大分のスローインから大分のCK→新潟ゴール前・クリア
38(
N)もう一度大分のCK(4回目のCK)→新潟ゴール前・高松シュート→ゴールポストに当たりこぼれ玉を深谷のシャイニングヘッド(笑)で同点GOAL!!
このように25分〜32分まで何回も攻守が入れ代わり両陣にボール保持されているのに、33分〜同点ゴールの38分まではその殆どが大分がボール保持をしている。
問題は大分のボール保持に加え後半33分金崎君のとったフリーキックから深谷の同点ゴールまでの6分間その殆どの時間を新潟のエリアで試合がされていたことが大問題。途中で2回ボールを新潟が保持したにも関わらずまた大分に奪取され再度侵入を許す。結果的に長時間 相手に自陣で回されればどんな屈強の守備でも崩壊する確立は高くなるものも当然。ましてや まだ成長途中の新潟DFラインにとって集中力が長く続くはずもなく、いつか切れて当然。つまり僕の言う「雰囲気が悪い」とは、あの大分のパワープレー時間帯にしっかりゲームマネージメントできればちゃんとスローインでプレーを切って冷静に大分の敵陣で戦うリスク回避できたはずだということ。残念ながら、あの時間帯 新潟の選手は「走りながら考える」ことができなかった。それが昨日の試合 一番の反省点のような気がする。
ゲーム=戦争と考えれば自陣を長時間荒らされれば荒らされる程、補給路を断たれ反転攻勢する能力も気力も無くなってくる。まあこう考えれば大分に同点にされたことは極めて当然の結果で論理的な結果だと思いますね。
でも次は大丈夫でしょ。たぶん開幕戦で試合感(思考の慣れ)の問題もあったでしょうからこれからは試合を積重ねる毎にどんどん良くなる。「雰囲気が悪い」と思ったら「とにかく局面展開」で意志統一されれば必ず気力が持ち直すと思いますから大丈夫のはずです、たぶん。
で
実はの、、雰囲気を悪くした攻撃陣の決定力不足は敢えてコメントしません。(できません、かな、、、笑) でも欲をいえば相手を見下ろすようなアイデアあるシュートにもぜひ挑戦してもらいたいと思いました。だいたひかる風に言ってしまうと、「どうせ入らないゴールなら、入れることを目標としないでカッコよく美しいシュートを打つことを目標とした方が建設的だと思う」かな。冗談ですが半分本気です。(笑)
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