もうすぐチームも始動するので「今季新潟が勝ち抜くために何が必要か」を、とりあえず考えてみました。
なんたって去年は「J1中14番目」ですからね、あまりお気楽なことはいえないでしょう。順位=力量とはいえないことも多々ありますが、新潟の場合は極めて妥当、正当な数字でしょう。J2からの昇格チームと力的には大差ないといえるでしょうから、やはり基本から見つめる必要があるのかな、、。上位チームと対等に戦うために必要なものとして僕なりに考えました。
で、思いついたのが「3つのS」です!!
え、、どこかであったキャッチコピーのようだ、、と(笑)。いえいえ僕のいうSはスピードのS。「3つのスピード」ですから、ちょっと違うのです、、(苦笑)。
1番目のSは90分走り切るスピード。言い換えれば「スタミナ」ですね。やっぱりこれは外せません。アルビには不可欠なもの信念と言っていいでしょう。一昨年から「若返り」の名のもとにベテランを放出してきたのも、根本はここにあるとサポは理解してるから、多くの人は去年の大量解雇を我慢したと思いますからね。ここは外せないでしょう。
2番目は短い距離のスピード。今のサッカーは1対1で勝つことが重要。となればスピードでも相手に勝たなければいけません。何と言っても去年はカウンターでやられるシーンが多かったですから。ポジショニングを含めた走るスピード、これも重要ですよね。
3番目のSは「瞬発力」アジリティーと「集中力」です。
たとえば今年の選手権決勝戦。盛商の林君の先制点は印象深かったですよね。1回ダフってから即シュート。あれはフィジカル的素質だけではなく「集中力」を含めた気持ちのゴールでした。
横綱・朝青龍もそうですよね。彼の何が凄いかってのも掛けた技が相手に跳ね返されたり失敗しても直ぐ次の技に移れるところ。相手に勝機が移ったかに見えても直ぐにそれを奪い返してしまう。彼もやっぱり「集中力」の達人デスヨね。スラムダンクでいえば「細胞が反応する」っていう名言もたぶん朝青龍にも同様に当てはまるのでしょう。やっぱり彼の力量というのも「瞬発力」と「集中力」が極限で反応したといっている結果だと思うのです。
もっといいかえれば、ITで今や定番語彙の「TRY&ERROR」も結局のところ同じ意味でしょう。子供は一回の失敗で人生が終わったように落ち込みますが、大人は失敗しても直ぐ切り替える事ができます。複眼的に物事を判断できることが身についている人のことを大人と定義するとしたら、失敗しても大事なのは結果だけじゃなく過程もなのだと切り替えができる能力こそあればこその大人。その意味でいえば去年のアルビ、特に終盤のアルビはちょっと幼かったかな。だからこそ今年はぜひ大人のアルビを見せてほしいと思いますね。
で結論。たぶんこれからのアルビで一番必要なのは「3番目のS」=「瞬発力」と「集中力」なのでしょう。この術がどこまで身に付くかここが今季一番の課題であり注目点ではないでしょうか。そしてそれが浸透した時こそ、始めて本当の結果というものがついてくるはずと思いますね。
どうでしょうか。この「3つのS」は。
ここが鍛えられればもっともっとアルビは強くなるはずって観点で徒然に考えてみました。たぶんこれが身に付けば、足下の技術が高い強豪チームのエリート選手たちに対しても十分戦える武器になるんじゃないでしょうか? たぶん、、ですが…(笑)。
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