ずっと前に「新潟もタダ券を無くせばビッグクラブだよ」とブログでコメントされたことがあって、その時は普通にスルーしてしまったのですが、今回ちょっとだけ話題を変えて この話をしてみようと思います。
ある新聞記事を一応正確なデータとして使わせてもらえば、新潟のチケットの大体の割合が有料8割 無料2割だそうです。仮に4万人入場者がいるとすると無料チケットは8千人、有料チケットは3万2千人。
まあ無料チケット自体あーだこうだ言う人もいるでしょうが、僕的には3万人近い人が有料で入っているビッグスワンはビッグクラブ云々の話は置いておくにしても、他のクラブの入場者数と比較してもそれなりに誇りにしてもイイ数字だとは思うのですが、、。
ただ、タダチケット戦略が全ていい訳ではないのはわかってますよ。
たとえばある集客に悩むクラブが同じようにタダチケットを配っても同じように成功するとは限らないですし。それになぜ新潟が成功したか僕自身うまく説明できるわけではないので、、、
ただ僕的ににいえば、同じタダチケットでもアマチュアが配れば普通の招待券ですがプロが配れば集客のツールになる。なぜならアマにはタダチケットは永遠に配り続けることはできないのですからね、そんなことをずっとしてたら何時か会社は倒産してしまいますから。やっぱりプロにはプロのそれなりの考えがあるのだと理解すべきではないでしょうか。「燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんや」ですか。そんなところだと思います。
でもそもそもプロフェッショナルとは何か。アマチュアとは何か。を世間は真剣に定義できているのだろうか?って時々思います。
例えばバスケ。BJリーグとスーパーリーグ。前者はプロで後者はアマ。マスコミなんか どちらかと言えばスポンサー様の影響だろうか、協会の影響だろうか。BJよりアマのスーパーリーグをフィーチャーされてる印象。ほとんどのスポーツがアマだし、まあアマでも実質はプロだからいいだろうって意見もあるが、、でもそれって本質的に違うんじゃね?
だったらプロとアマの違いは一体何って、僕は言いたくなりますね。
また僕の大好きな漫画『BLOW UP』(細野不二彦著・小学館)の言葉を引用させてもらいます。
───プロのジャズミュージシャンを目指す主人公(以下→主)がアイドル歌手のバックバンドの一員になった時、知り合いのサラリーマン(以下→サ)からこう忠告される。
サ「そのプロダクションの社員になったわけですか?」
主「まあ、一応月給制ですし・・」
サ「余計なお世話かもしれないが、そこには余り長くいない方がイイ気がしますな。そりゃ僕らとは全然仕事内容が違うでしょう。でも一種のサラリーマンですよね。創造的な仕事をしようと思う人でも、どこかの組織に属したり安定した生活を保証されたら いつの間にか違うものになってしまうんじゃないかな」
まあ、何でもかんでもプロとアマの二元論で話をぶったぎるのもちょっと乱暴なロジックではあるのですが、
仕事としてプロの仕事をしているのならプロの待遇を受ければいいのにプロの仕事をしているのにアマの待遇なんてあり得るのだろうか。もしそうならプロの仕事をしているアマって本当はプロの仕事をしてないのではないか?果たしてそんな仕事が許されてるとしてたら本当にその仕事にプロの精神は宿るのだろうか。
サッカーに限らずやっぱり一度『プロって何???』『プロとアマってダッチロールしてねえ?』って、もっとよく考えてみてもイイと思うことが 世の中には侭あるような気がしますね。
あ〜〜〜〜
なんか今日はとりとめもない話になっちゃいましたね。もうちょっと具体的な話にすればよかったかな〜〜。まあいっか、、、いつもこんなもんですから。(激笑)
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