慎吾の大分移籍に関しては色々な人の考えが色んな所であって、そういう様々な考えがあったのかと、面白かったし勉強になった。
でも今日、ネットで話題にされてたエルゴラの記事を見て
( ゚Д゚)ハァ?、、、と思ったよ。
「その一方で『動かない』からこそ見えてくるものもある。その例として興味深いのが新潟だ。
前半戦で躍進し3位で中断期間を迎えたこの新興勢力は。当然後半戦でG大阪、浦和の2強に対する追撃候補として名が挙がる。しかしこの中断期間に新たな選手の獲得は今のところない。
それどころか、シーズン前から「少数精鋭」を掲げギリギリの陣容で戦っていたにもかかわらず、さらに鈴木とマーカスを期限付き移籍で外に出してしまった。特に鈴木の大分行きに関しては、単純に考えて戦力ダウンである。
もし『リーグ制覇』が目標ならばチームに留めていただろう。恐らく新潟が見据えているのは『今年のリーグ制覇』ではない。『今後のリーグ制覇』だ。さらに言えばJ1で長く覇を制するためのチーム作りだろう。そのために必要なのは鈴木が抜けたことで出場機会が増えそうな田中亜や河原といった若い力。また彼ら地元出身選手の活躍は、地域に根ざしたクラブ作りを進める新潟にとって欠かすべからざる要素でもある。」
「他のクラブも新潟に見習うべきところがあるのではないか。この流れのまま新潟が後半戦も優勝争いに絡み、2強に肉薄していくようなら、例え優勝はできなくても、それは貴重な経験となるに違いない。」
別にこういう考えがあって面白いと思うが、根本的に絶対違う!と思う部分がある。
それは
新潟はけして「今年のリーグ制覇」を諦めてない!!!!
ここだけは絶対違う!
もしそんなフロントや選手がいたら即刻辞めるべき。
なんかアトムや河原の出場機会が増えてチャンスが増えるという下りもちょっと誤解がある気がする。
若手にとって試合に出ることも重要だが、
年上のベテラン選手と日頃の練習の時から競争しあって、その結果使えると監督に判断されたら試合に出れるのであって、競争する相手がいなくなって試合に出れるのではない。よしんば試合に出れたとしても
ゆるい競争の中では若手選手は将来的に大成しないと思う。
たとえば
大分に行った慎吾が後半戦で大分で代表抜擢されるくらい大活躍したら、新潟はどうするのだろう。勿論、新潟は慎吾を確実に呼び戻すだろう。来季の優勝の戦力として。
その時はまたアトムや河原は慎吾の為に出場機会が減るとでも言うのか。
誰かが出場機会を得れれば、誰かがバックアップに回るのはプロの世界とはいえ
リーグ制覇を求めず、若手選手の出場機会の為にベテラン選手の移籍が容認されたとエルゴラの記者が思ったとしたら、
それは新潟における競争のあり方をどこか誤解してる。
若手とベテランの競争に若手は勝てないという思い込みと、じゅんさんがそういう年功序列的起用をしてると思い込みが根底あるから、そのような記事になったのではないか。
まあスポーツ新聞だから、
「慎吾の移籍+補強しないこと」と「アトム河原の成長」と「優勝」を三題話として面白おかしく話を作るのは構わないが、
やっぱり
「経験」のために「優勝」を求めないなんていう論法は
そもそもプロを莫迦にしてるし、僕はギモン。
(まさか、フロントはそんなネタ発言してないよね)
後半戦のアルビの目標は
「優勝」だからね。
世間は2強の前に色々なレッテルを貼ろうとするけど
そこは誤解しちゃイケナイと思う。
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