連絡が遅れましたが隠れ家ブログ(笑)「Apper-side schema」が無事更新終了しました。訪問してくださった皆様にはスペシャル感謝です。とりあえず冬季限定も終了したので、これからは常設展示でしばらく公開してみたいと思います(笑)。まだ見てないという人がいたら右(→)のバナーを即クリックして遊びに行ってみてください。
先程まで、先月で終了した「Apper-sideを駆け上がれ!」のブログ整理をしてました。数カ月間は公開すると話してましたが、この分だと案外早く閉鎖するかもしれません。まあ、どうなるか分かりませんが、割とスムーズにこの「つばくろスワン」に移管できたんで僕的にはそれでいいかなと思ってます。
そんなわけで整理してみたら案外お気に入りだった記事を見つけまして、そのまま消去してしまうのも悲しいかなとも思うので、とりあえずアーカイブとして一部加筆修正して再掲載してみました。たぶん憶えておられる方はいないと思いますのでナイスな企画だと思うのですが。記事は06/5/30で河原君とアトムがインドにアジアユース前に練習試合に行ってた頃のものです。とりあえず、読んでみてください。
アトムと河原の見る「坂の上の雲」 2006年05月30日 アトム君と河原君はインドで頑張ったらしいです。
河原君は中盤までこなしたようだから、アトム君とはまた激しいポジション争いになりますな。
やってる本人たちは大変でしょうが、お互い切磋琢磨する姿って見てる側にとってワクワクするような展開です。僕はどちらも応援しますよ。これぞ、ライバルって活躍をどちらにも期待してます。
TVで誰かが言ってた受け売りですが、ライバル(rival)の語源はリバー=川(river)だそうです。これが「一つの川の権利を争う人々」→ライバルになったそうです。
でも、もう一つ意味があって「一つの川の利益で共生する間柄」って意味もあるらしいんです。
考えてみれば一つの川、両岸で二人が商売すれば上流から来る商品を奪い合うのが普通。でも、ずっと争い続け戦争にでもなったら、上流の人たちはその川を使わずに別のルートで商売をするかもしれない。そうなってしまったらどちらにとっても利益にならない。だったらお互いを認めあって、二人とも商売できる川にした方がいい。
これを聞いて、そうだったのか、って思いました。
ライバルとは「競争と共生」の意味だったんですよ。皆さん知ってました?
でも、僕はちょっとだけ違うように思います。
例えば、「ナンバー1」より「オンリーワン」。先日、トップランナーに出てた人が言ってました。
なんか、ナンバー1を目指さない奴がオンリーワンって言うのがおかしいって。オンリーワンは始めから目指せるものじゃなくって、頑張って頑張って頑張った奴が、ナンバー1だけじゃなくてオンリーワンもあるよね、って言うのが本当の使い方じゃないかって、、。 同感ですね、僕もそう思います。
その意味でいうと「共生」っていう言葉は実に奥が深い言葉だと思いますよ。
本当のライバルは「一つしかない物を求めて争う」の意味が本質。共生は本質に附随するもの。けして簡単に分ければ済むじゃんていう共生ではないのですよね、実は。
それじゃ、前の話は何なのってことになりますが、それはひとつの嘘があるんです。
それは、頑張って頑張って頑張ってみると、意外に一つしかないと思ってた物が、二つだったり、三つだったりする事が往々にしてあるんですよね。だったら、何も競争する必要ないジャンって思うけど、それはギフト(神様が与えてくれるプレゼント)みたいなもので、そこまで頑張った者でも得られないかもしれない物、そんなモノで、、夢といってもいいかもしれません。それを求め続ける人間たちにのみ許される競争。それがライバルの本当の意味、不条理でリアルな世界を「競争と共生」の言葉で言い換えたんじゃないのかな、と思うわけです。
ーー夢を目指して高い山を、息を切らせながら登っていく、何となく手が届きそうな、そうでないような、後どのくらい登れば頂上につくのか分からない時、ふっと息を吐き上を見る。そこには「坂の上に、たなびく一筋の雲」が見える。ーー
これも司馬遼の「坂の上の雲」の引用ですけど、ライバルって案外そんなものかもしれない、って僕は思うんです。
PR