第7節 新潟vs広島 アウェー 0ー0 スコアレスドロー
「フィジカルコンデェションも良くなくて、アグレッシブなサッカーができなかった」試合後のじゅんさんのインタビューを見て溜息。
ガンバ戦から1週間の充分な調整期間あり、更に広島には数日前まで中東シリアにいたはずの青山がスタメン、、。新潟にとってはアドバンテージのはずだろうに……。
今日はがっかりなので広島のプレーっぷりを中心に書きます。
この試合の広島はベストゲーム!
点こそ入らなかったけどペトロヴィッチ監督のゲームマネージメントが冴えてたし、広島が終始ゲームを支配してた印象。「こんなチームじゃなかったのに〜〜〜」って位なんか吹っ切れてた広島の選手たち。
試合開始早々の寺川vs柏木、青山のアトムへのラフプレイ。この噛まし合いで広島に呑まれちゃったかな。隊長もウッチーもあまり積極的に上がれなかったし、
それにしても駒野がノリノリだった。今日本で一番のサイドアタッカーだと実感。特に隊長を対面にして時には深く斬り込んでみたり、次はアーリーぎみに4バックの守り辛いスペースにボールを入れてみたり、試合の綾を機微に読める選手なのだとちょっとビックリ。さすが日本代表選手だね〜〜。
そして駒野に劣らないくらいよかったのが青山。
前述の気持ちの部分も良かったけど、DFラインのカバーした後、次の瞬間には前線に上がり攻撃のサポートをしてたり良かった。シリア帰りを加味しなくても中々の出来だった。
その他に
寿人もウエズレイも柏木、、もいつも通り小気味いい感じでプレーをしてたけど、、森崎浩二のプレーもよかった。攻撃に参加した時は必ずシュートで終わる。ミドルは点にはならなかったけど攻撃のリズムを作ってたよーな。いいね。
反対に新潟はここら辺の広島の守備の人たちを気持ちよくプレーさせてたところはちょっと首を傾げる。もっともっと嫌らしいプレーをしてほしかったな。
前節と今節を同列に比べられないけど前節の広島ー甲府戦の茂原は凄かった。もちろん茂原だけじゃなく林健太郎や藤田健を始め甲府の選手はホント広島にとっての嫌らしいところを攻めたててたのに、、なんで日本代表FWを有する新潟はそれをやらないのか。
広島のスタイルは始めから判っていたし、普通にやればこういう展開だと予想つくと思うのだが、、、。甲府にできて新潟にできないとは、、こんなことじゃ5月のホームとアウェーナビの甲府戦は恐ろしいゲームになるかも。
やっぱり序盤の噛まし合いで負けてたのが全てだったかな。
それにしても終了のホイッスルが鳴った直後、広島の選手が一斉に膝に手を置き前屈した姿はとても印象的だった。彼らが試合前からどうモチベーションを作ってたのか知る由もないが、この試合は新潟の悪いところを指摘するより広島のいいところを指摘した方がいい、やっぱりこの試合はそんな試合だったようだ。
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